QQ1

Q : QQ1とはどういう装置ですか?

ベンチュリー方式を採用した外掛け式プロテインスキマーです。 本体内で微細な泡沫を発生させ、その発生した泡で水中の汚れやコケの原因となる魚の排泄物や食べ残しなどの有機物(タンパク質・炭水化物・脂質など)を除去する装置です。

Q : ベンチュリー方式とは何ですか?

ポンプ内の特殊なインペラーで空気をかき混ぜ、微細な泡を出し、その泡で不純物を浮上させて除去します。 大量の酸素を取り込めるというメリットもあります。

Q : 淡水水槽でも使用できますか?

淡水水槽ではご使用いただく事はできません。 海水特有の粘性を利用した機能ですので、海水専用です。

Q : 海水水槽にプロテインスキマーは必要ですか?

絶対に必要というわけではありませんが、バクテリアに分解される前段階であるタンパク質などの汚れを除去(水質浄化)することができ、飼育水の酸素補給にも役立ちます。水槽という閉鎖環境において、サンゴだけでなく全ての海水生体にとって重要な水質を維持するのに有効なアイテムです。

Q : 動作音は大きいですか?

プロテインスキマーは運転音が大きいというイメージがありますが、本製品は静音性に優れたDCポンプを採用し、吸気音を抑えるサイレンサーがついていますので、ある程度音は軽減されています。ポンプ特有の運転音は多少あります。

Q : スキマーポンプのパワーは調整できますか?

ポンプのパワー調整はできません。 ベストなスキミングの調整はコレクションカップの上下のみで調整します。

Q : コレクションカップのベストな位置はどこですか?

飼育している生体・生体量により異なりますが、コレクションカップに1、2週間で汚水がいっぱいになる程度が一つの目安です。 ゴミの色は黄色から茶色または黒色に近いものが理想です。

Q : どのくらいまでの水槽に対応していますか?

最大対応水量は約100Lです。 飼育生体の種類や数により変わりますが、 目安としては小型水槽~60㎝水槽サイズに適しています。

Q : フレーム水槽への設置は可能ですか?

水槽の縁幅が4mm~14mm以内でしたら外掛け設置できます。 フレーム水槽やアクリル水槽も同様に、 フレーム(フランジ)を含めた縁幅が4mm~14mm以内でしたら設置可能ですのでご注意ください。

Q : 使用時の注意点はありますか?

粘膜保護剤や添加剤のご使用は、オーバースキミングの原因となる場合があります。 ※使用できない場合もありますのでご注意ください。

Q : 設置して間もないですが、泡立ちが悪いのは何が原因ですか?

使用開始後、1~2週間の慣らし運転後に安定して性能を発揮する場合が多いです。 新品時のインペラには固着防止用として生体に無害のワセリン(脂肪分)が塗布されているのが主な原因です。 ワセリンは水をはじく性質(疎性水質)のため、泡立ちが悪くなります。 給餌やメンテナンス直後なども同様に脂肪分が原因で泡立ちが悪化する場合があります。

Q : 水槽に細かい泡が戻りますが何か原因はありますか?

ベンチュリー部分に、接続されているエアチューブが折れている場合やエアチューブ差込口の内部にカルシウム汚れ等が付着している場合、吸い込まれるエアー量が減るかわりに流水量が増加し、水槽に細かい泡が戻りやすくなっている可能性があります。 その際は「こちら」をご参考にメンテナンスを行ってください。 また、スポンジ部分に汚れが付着しており、排水が迂回してしまっている可能性があります。 その際は飼育水等で揉み洗いを行ってください。 スポンジの弾力が失われている場合には、別売のスポンジに交換を行ってください。

※粘膜保護剤や添加剤により、泡切れが悪くなってしまっている場合がございます。その際は水替え等を行ってください。

Q : モーター部分から異音または振動がしますが何か原因はありますか?

ポンプやインペラに汚れが付着してしまい吐出能力の低下や、空気との攪拌が行えていない場合があります。「こちら」をご参考に分解、メンテナンスを行い再稼働させてください。 また、電圧低下によるモーター出力の低下も考えられます。タコ足配線等により、電圧が低下している可能性があります。配線方法等をご確認ください。

Q :泡が上がらない、安定しませんが何か原因はありますか?

ベンチュリー部分に、接続されているエアチューブが折れている場合やエアチューブ差込口の内部にカルシウム汚れ等が付着している場合、吸い込まれるエアー量が減るかわりに流水量が増加し、水槽に細かい泡が戻りやすくなっている可能性があります。 その際は「こちら」をご参考にメンテナンスを行ってください。

Q : 水槽にもどる水が少なくなりましたが何か原因はありますか?

インフレットパイプの目詰まりや、インペラの摩耗が考えられます。 「こちら」をご参考に分解、メンテナンスを行ってください。

Q : 電源を入れ直したら水が循環しなくなりましたが何か原因はありますか?

吸い込み側に空気が入ると、水を循環させるための動作(始動)を行わないと水の循環は再開されません。 各パーツが接続されていることをご確認のうえ、水を循環させるための動作を行ってください。

※水を循環させるための動作(始動)
本体に飼育水が水槽内に戻るまで入れ(呼び水)、電源を入れた直後にサイレンサー上部の穴を指でふさいでください。空気の引き込みが一時的に遮断され、水槽内からポンプに水が引き込まれます。少しの間、ポンプから異音と振動がありますが約1分程度で水が本体とカバーの間から出てきます。

クーラー / よくあるご質問
クリーナー / よくあるご質問
QQ1 / よくあるご質問