ヒーター接続注意
ヒーター接続注意について
ZC/ZRシリーズのクーラーは水温を適切に維持するための冷却機能は備えていますが加温機能はありません。
そのため、寒い季節や温度管理が必要な水槽環境では外部ヒーターとの併用が不可欠です。
ZC/ZRシリーズにはヒーター専用のコンセントが背面or側面に備わっています。
このコンセントを利用することで、ヒーターがクーラーと連携し安定した温度管理を実現できます。
サーモ付きヒーターとサーモなしヒーター
ZC/ZRクーラーに接続するヒーターには、サーモスタット内蔵タイプとサーモなしタイプがあります。
それぞれの特徴を理解し適切に選択することが重要です。
サーモ付き
メリット
精密な温度制御が可能
デメリット
クーラーとの温度設定に注意が必要で特にクーラーの設定温度とのズレを避けることが重要
推奨設定
サーモスタット付きヒーターを使用する場合クーラーの設定温度よりも「2℃以上高い」設定を推奨
※2℃未満の場合ヒーターとクーラーの感知温度の誤差によりon/offが不安定になります

サーモなし
メリット
温度設定の手間が少なく簡単に設置可能
デメリット
クーラーが直接ヒーターの動作を制御するため過度な温度上昇を防ぐ様適切な動作が必須

ヒーターの設置と留意点
ヒーターは水槽内に設置する際、吸水口から離れた場所に設置することを推奨します。
吸水口付近に設置すると、クーラーの水温センサーがヒーターが局所的に温めた水温を計測してしまい、予期しない温度変化が起こる可能性があります。
理想的な設置位置は、水槽の中央付近または対角線上に置くことです。
ヒーターが過熱しないように、水槽内の水位がヒーターのセンサーをしっかりとカバーしていることをご確認ください。
ヒーターが空焚き状態にならないよう、水位のチェックは定期的に行うことが重要です。

水が温まらない場合
ZC/ZR編
まず、ヒーターが正常に動作しているか、ご確認ください。
他の電源に接続しヒーターが水を加温できるかをご確認ください。
全く温まらない
ヒーターが正常に機能していない場合
新しいヒーターの購入をご検討ください。
ヒーターは正常だが温まらない場合
修理が必要な場合は「修理受付」からお申し込みください。
外気温よりは温まるが設定温度に到達しない
ヒーター能力不足の可能性があります。
ヒーターのワット数がご使用中の水槽に適合しているかご確認ください。
※機種毎に接続可能なヒーターのW数が決まっています。容量を超えたヒーターをご使用されると火災や故障の原因となる為、必ず「ヒーター容量確認」をご確認ください。
※水槽内の水流が適切でない場合ヒーターの熱が均一に伝わらないことがあります。水流ポンプなどの設置もご検討ください。
ZTK/TK編
◆ZTK150,TK150にはヒーター機能はございません。
容量を超えた使用
周囲温度の確認
追加ヒーターの活用
TEGARU II編
周囲温度の確認
総水量の確認
修理が必要な場合は「修理受付」からお申し込みください。