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ferguson zone

ファーガソンゾーン

ファーガソンゾーン

ファーガソンゾーン特徴

爬虫類における種類ごとの紫外線量の必要性

昼行性の爬虫類を飼育する上で成長や食欲促進、病気予防の為にも紫外線は必要不可欠で、特にUVBはカルシウムの吸収に必要なビタミンD3の生成を促す働きがあります。UVBの照射量が少ないと骨・甲羅などが発達せず、クル病など大きな病気にかかるリスクが高まります。爬虫類器具ではUVBの照射量が「0.0」や照射の量「μW/㎠」で表記されている事がほとんどで各生体にとってどの器具を選定し、どの距離で照射するのが望ましいか明確な基準となる指標がない状況です。そこでUVI(ユーブイインデックス)とファーガンゾーンという指標が有効となります。

UVIとファーガンゾーンについて

UVIは紫外線指数と呼ばれ、UVが人体に及ぼす影響をレベルで示した指標で、人への日焼けの影響を指標にしたものです。爬虫類のビタミンD3生成が紫外線の中で用スペクトルと近似値であることから爬虫類のビタミンD3の生成に有効な指標として利用できることがわかっています。
ファーガンゾーンはゲイリー・ファーガン教授が野生の爬虫類、両生類が自然的にどれだけのUVIを浴びているかを研究し紫外線の強度ごとに飼育種を分け分類した一覧表で、UVIの強さに応じ1~4までの4段階のゾーンに分類されています。UVIを爬虫類のビタミンD3生成紫外線の強さを表す指標として利用できることがわかっています。

ZONE1

薄明薄暮性・日陰性の種類
  • 平均UVIの範囲/0~0.7
  • 最大UVIの範囲/0.6~1.4

ZONE2

たまにバスキングする種類・朝方/夕方にバスキングする種類
  • 平均UVIの範囲/0.7~1.0
  • 最大UVIの範囲/1.1~3.0

ZONE3

朝・夕・日中にバスキングする種類
  • 平均UVIの範囲/1.0~2.6
  • 最大UVIの範囲/2.9~7.4

ZONE4

白夜にバスキングする種類
  • 平均UVIの範囲/2.6~3.5
  • 最大UVIの範囲/4.5~9.5

弊社では自社製品のUVI計測データを上記ファーがソーンにあてはめ、お客様が飼育される生体によって製品や照射距離を選びやすい様、また爬虫類にとって適切な環境を再現できる様に、お手伝いさせていただければと考えております。

各製品別 UVインデックス

  マイクロUV LEDマイクロUV LED マイクロUV LED E26マイクロUV LED E26 ソラリウム35Wソラリウム35W ソラリウム50Wソラリウム50W ソラリウム70Wソラリウム70W バータイプソラリウムバータイプソラリウム
10cm            
20cm ZONE4 ZONE4 ZONE4     ZONE4
30cm ZONE3 ZONE3 ZONE4 ZONE4   ZONE4
40cm ZONE2 ZONE2 ZONE3 ZONE4   ZONE3
50cm ZONE1 ZONE1 ZONE2 ZONE3 ZONE4 ZONE2
60cm ZONE1 ZONE1 ZONE2 ZONE3 ZONE4 ZONE2
70cm ZONE1 ZONE1 ZONE1 ZONE2 ZONE3 ZONE1
80cm     ZONE1 ZONE2 ZONE3 ZONE1
90cm     ZONE1 ZONE1 ZONE3 ZONE1
100cm     ZONE1 ZONE1 ZONE2 ZONE1

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